硫黄製品共通
Q. 未使用・残った・期限切れした製品はどうしたらいいですか?
状態にもよりますが、弊社工場で引取・処分することも可能です。
お手数ですが、一度弊社までご連絡くださいませ。TEL:03-3270-3601 細井化学工業 本社
石灰硫黄合剤
Q. 使い方を教えてください。
希釈して使用します。散布してお使いください。保護メガネ、マスク、ゴム手袋などを着用して作業してください。
作物と適用病害虫に対しての希釈倍数は使用方法に記載されています。その希釈倍数で希釈して使用して下さい。高濃度で使用した場合薬害の恐れがあります。逆に希釈倍数以上に薄めて使用しても効果はありません。正しい希釈倍数に希釈して使用して下さい。
また、噴霧器の取扱説明書をよく読みお使いください。
Q. いつ散布したらいいですか?
発芽前に散布して下さい。発芽部分が膨れ始めた時が一番良い時期です。発芽後に散布すると葉が焼けてしまう薬害が発生する恐れがあります。
また花のつぼみに散布すると開花しない恐れがあります。
マシン乳剤、石灰硫黄合剤の散布時期が重なる場合は、2週間の期間を空けて散布して下さい。
Q. 保管方法を教えてください。
直射日光を避けなるべく低温で、食品と区別をしてお子様の手が届かないところへ保管ください。0°C以下で保存すると結晶が出てしまう恐れがございます。その場合は、使用前に温かい室内へ移動するか、所定量のお湯(40°C~50°C)で希釈して、結晶を溶かしてから使用ください。
Q. 液中に固まり(結晶)があるのですが・・・
気温が低下すると液中に溶けている硫黄と石灰が固まって結晶化します。
この結晶は特に問題はなく効果にも影響しませんが、噴霧器で散布すると詰まる可能性があります。この場合はお湯(40°C~50°C)で希釈すると結晶が溶けます。
Q. 散布後の雨で流されてしまいますか?
散布後すぐに雨が降ると流されてしまいます。展着剤を使用すると、展着しやすくなります。
Q. 蓋(キャップ)が硬くて開きません。
ゴム手袋等をして蓋を左方向に回すと開きやすくなります。
Q. 樹木に散布したいのですが。
樹木には使用できません。使用できる作物は『注意書き』に記載している作物のみです。それ以外の作物、また農薬以外の使用は農薬取締法に違反します。
土壌改革
Q. 使い方を教えてください。
土とよく混和させてお使いください。硫黄が粉状の為、風が強い日だと舞ってしまう恐れがあるのでご注意ください。
Q. pH を下げるための施用量はどれくらいですか?
10a(作土深10㎝)あたり約60㎏が目安となります。
硫黄分補充の為の施用量は10a(作土深10㎝)あたり10~30㎏です。
Q. pH 矯正にどれぐらい時間がかかりますか?
1~3か月程度かかります。
Q. 保管方法を教えてください。
水濡れ・火気に十分注意し、直射日光を避けて保管してください。また、100㎏を超える場合は危険物倉庫で保管してください。
Q. 工業用の硫黄を土壌改革の代わりに使えますか?
使用できません。土壌改革は肥料登録された製品でございます。
肥料取締法により、登録のない製品の肥料用途での使用は禁じられています。